当店の床は、飯干小学校の長い廊下の板をそのまま使用。
客席と厨房の薄緑の仕切り窓は教室のガラス窓を、黒板はメニュー板になりました。
また、白い線が残った店外軒下の長椅子と門柱の表札は飯干小学校の階段の板を利用しています。
店のデザインコンセプトとしては、店内は木造校舎の持つ懐かしくそして暖かみのあるイメージ、そして外観は、名作アニメ「千と千尋の〜」の舞台”油屋”のモデルといわれる道後温泉の建築様式が持つ幻想的なイメージ。この二つのイメージを融合させたものにしました。  
どうぞこの店の独自な雰囲気を、大砲ラーメンの昔ながらの味と共にお楽しみください。

 昭和二十八年、創業者 香月昇によって脈々と造りあげられた伝統の味。
しかしながらこの約半世紀の中で、大砲ラーメンには第二紀と呼ばれる時代がありました。それは、平成元年二代目 香月均が継承した時代。
その時代はまさに初代の伝統を守りながらも大砲の維新と呼ぶべき変革の新時代でした。

 そして平成十四年 香月均は、あえて第三紀と呼ぶべき時代を創ろうとしています。
それは、第一紀、第二紀に培われたそれぞれの感性を融合させ、とんこつラーメンの到達点を目指すべき時代です。

  今、私たちは、人もお店もラーメンも、「守るべきも の」と「変えていくべきもの」があることに気づいています。





平成元年以降のラーメン(第二紀)
 

昭和28年創業当時のラーメン(第一紀)

第三紀のラーメンは、ただいま進化中!

新種のラーメンも随時開発しています。どうぞ御期待下さい。